オルゴールを聞きながら文を書く

私には、お気に入りのCDがある。
オルゴール曲を収録したもので、柔らかい音と、優しいメロディーが静かに心に沁みてくるような作品である。
落ち着きたい時や、リフレッシュしたい時等にはぴったりの音楽だ。


また、手紙を書く時のような、文章を書く時にもお勧めの音楽である。
私は感受性が高いのか、音楽を聞いていると勝手に私の頭の中の小説家が活動を開始する。
メロディーに合わせて、勝手に物語を書き始めるのである。
色んな光景が頭の中に浮かんで来て、色んな文章が流れてくるのだ。

オルゴールの曲を聞く時は、特に活発にその能力と言うか特技が発揮される。
もちろん、全部自己満足の世界である。
自分で勝手に妄想して、楽しむだけだ。

こんな話をしていたら、分かる分かると意外な返答があった。
彼女もまた私と同じようなタイプらしく、頭の中で勝手に小説家が目を覚ますらしいのだ。
ただ、音楽を聞いた時ではなくお風呂に入っている時とのこと。
血流が良くなるからだろうか、それともリラックス効果がそうさせているのだろうか。

いずれにしても、似たような人間に会うことができてとても嬉しく思った。
やはり、似たような人間がどこにでもいるようで面白い。
さて、今日も誰かに手紙を書くとしよう。
手紙を書くことで、コチラも心が落ち着いてくる。

辞典を引きながら書くことになるので、忘れていた漢字を思い出すきっかけになる。
それに、手紙を書いたりもらったりすることは、とても嬉しいものである。
ある日突然郵便受けに届いていたりすると、ワクワクしてくる。
きっと手紙を送った相手もそうに違いない。

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